高校のときに執拗に俺を見下す態度取ってたやつと決着つけたい

相手にしないでハイハイ受け流してたはずなのに、そいつの見下す行為や変なアダ名受けいれる、雑用（一応部活内の正当な理由）でアゴで使われる

を繰り返すうちに俺は心身に異常を起こすようになっていた

俺はそいつを実力であっという間に追い越す自信があったし、口喧嘩や威嚇で解決するより部活の実力で見返すのが正論と当時の俺は思ったからだ

言っとくが別に俺は凄くない。そのハゲチビが150センチちょいしかないレアキャラだった

弱者は皆これを言うよね
なら出しとけよ、と

俺もショボかったけどさ、お前もハゲチビ奇形で有名なくらい周りに見下されていたんだぞってさ

多分そのショボい部の中で明らかに一番高いパワーをアピールしてもみんなスルー。逆にパワーを見せたあとはそのハゲチビは素人顧問が来てるときは雑用をあからさまに命じてた

わざと足を折ろうか本当に迷ってた。足をおればこの炎天下のアホみたいなトレーニングから開放されるかもしれないて

練習は絶対6時間以下にするらしい。そうしないと学生のメンタルが短期間で壊れるから

そんななかさ、14時間激しいトレーニングやらせやがった

俺はそういうのできなかった。あとから聞いた話だと「イッチが熱中症で倒れるかもしれないから休ませてたほうがいい」という意見は出てたそうだし、実際にまともな先輩はもう走らなくていいって指示してきた。まあ死人でても困るだろうしな

でも素人アホ顧問にとってはその俺はカミナリを落とすよい素材だった

って言ってきた。目の前の少年が熱中症で死にかけてるのがわかってないみたいだった。他の生徒は俺が倒れないか、最悪死なないかわりと焦ってるのに

5日で体重7キロ減ってた。水を飲んでも飲んでも吸収されない。もう飯なんか2日目以降食ったら吐くからポカリがエネルギー源だった。そんなんでもちろんまともな動きなんかできるはずもなく猛暑のなかフラフラしてただけ

それなりに一応高校受験してそれなりに学生生活送ってたはずの俺がそのへんからどんどん精神が病んでいった

あのハゲチビがすべて悪い

俺はいつしかそう思うようになっていた。あのハゲチビが顧問にゴマをすってネガキャンするから、本気で命の危険を感じて訴えた「救助要請」すら「甘えからのサボり」に変換されてしまったと感じてた